Naoko Tochibayashi

Communications Lead, Japan, World Economic Forum

Últimos Artículos

Acción climática

酷暑を乗り切る〜熱波に立ち向かう革新的素材〜

今年も世界中で熱波による影響が報告されています。米宇宙航空局(NASA)によると、2023年は産業革命前の19世紀後半の平均より約1.36℃高く、直近の10年は記録史上最も暖かい年が続きました。これにより、世界各地で人々の健康や農作物などに大きな影響が続出。気候変動に対する長期的な対策が必要とされると同時に、現時点で直面するこうした酷暑をどのように凌ぐかが重要な課題となっ...

01 ago 2024
Crecimiento Económico

アートで高齢化する地域ににぎわいを取り戻す 〜地域芸術祭の社会・経済的インパクト〜

・ 越後妻有アートトリエンナーレに代表される日本の地域芸術祭は、過疎化が進む地方の地域経済を活性化してきました。・ このような芸術祭は、観光客を増やし、新たな住民を呼び込み、若い人たちが他の仕事を求めて流出せずに地元に留まることを後押しする新たな経済を生み出しています。・ 芸術祭は官民のパートナーシップによって促進され、その結果、高齢化が進む地域経済の活性化につながっています。

20 jul 2024
Naturaleza y Biodiversidad

ブルーカーボンを活用する日本の取り組み ~ネットゼロへの道筋~

4月、横浜の湾岸地域に100人以上のボランティアが集まり、アマモを海底に植える活動が行われました。日本は、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げており、海洋資源を活用した地球温暖化対策を推進する日本初の取り組みである「横浜ブルーカーボン事業」が2011年に発足しています。

24 may 2024
Negocios

迫る「2025年の崖」- デジタルトランスフォーメーションでビジネスモデル変革を

デジタルトランスフォーメーション(DX)の妨げとなる「2025年の崖」問題を目前に控え、企業によるビジネスモデルの変革がますます急務となっています。経済産業省は、「レガシーシステム」と呼称される、老朽化、複雑化、ブラックボックス化したITシステムから企業が脱却できなければ、2025年以降、最大で年間12兆円もの経済損失が生じるという可能性に警鐘を鳴らし、この危機を「202...

26 abr 2024
Naturaleza y Biodiversidad

水素が未来を拓く- 日本の水素技術の現在地

次世代エネルギーとして期待が高まる水素。その最大の理由は、燃やして電気や熱を作っても二酸化炭素を出さず、水や化石資源に豊富に存在することにあります。特にエネルギー資源が限られている日本は、2017年に世界に先駆けて「水素基本戦略」を策定し、水素関連技術の開発を進めてきました。欧州特許庁(EPO)と国際エネルギー機関(IEA)が公表した報告書によると、水素に関連する世界各国...

11 abr 2024